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2007年12月

2007年12月12日 (水)

卒業制作 for Broadcasting class

先週金曜日、Broadcastingの授業でプロジェクトのプレゼンがありました。6-8分間のストーリーを作るプロジェクトで、私は韓国人Jちゃんと一緒に、”文化交流がもたらす国際関係”をテーマに制作。特に韓流がもたらした日韓関係に焦点を当て、私とJちゃんの学校生活の思い出の卒業制作にしようと力を入れていました。想像以上に編集に時間がかかり、数日間ほぼ徹夜状態でプレゼンを迎えました。

プレゼン数分前まで編集を続け、いざお披露目してみると・・・大変な事態が。音がブチブチッと切れるわ音量調整できてないわ、全然なってない。悲惨な出来栄えに2人とも唖然愕然。教授には「この作品は問題があるわね。あとで残りなさい。理由を説明しなさい。」とこれまた二重のショック。

結局教授からは「このままではあなたたちに単位はあげられない。もう一度チャンスをあげるからやり直しなさい.。」とのありがたい?お言葉。しかし次の課題論文に手をつけなきゃいけないことを思うとこれもまたきつい。2人ともいつも仲良しなのに、空腹と睡魔とプレッシャーで精神状態も悪く、空気はピリピリ、無言のぶつかり合いもありました。

そして今日が再プレゼンの日。指摘もたくさんあったけれど、教授はいい所もいっぱい見つけて褒めてくれました。そして、「あなたたちに言いたいことは、質問することを恐れないこと。学校はわからないことを聞くところなの。恐れたり恥ずかしがっちゃだめ。」とのメッセージを。いつもぶっきらぼうで男勝りな教授が今日はとても暖かく感じました。「あなたたちに完璧なエディター、カメラマンであることを求めていないの。でも何か学ぶことがあれば、それがこの先に力になるかもしれないじゃない?」とさらに優しい言葉をかけてくれました。

この教授(http://128.59.96.28/faculty/pool-eckert.asp)はCBSのプロデューサーだった方で、よくよく聞くとコロンビアジャーナリズムスクールの卒業生とのこと。 学生時代には、(前回の日記に登場した)Fred Friendlyからも習い、プロデューサーとしてはエミー賞を5回も受賞している優秀な女性。そんな彼女も、学生時代には何度も徹夜し、編集で何度も失敗もし・・・と大変な生活を送ったと話してくれました。

私とJちゃんはこの授業を通していっぱい学んだような気がします。出演者にはわからなかったスタッフの仕事の大変さ、そしてグループで何かを作り上げて行く時のその苦労。特に”正解”の存在しないこの世界で、他人と感覚をぶつけ合いながら物作りをするのは簡単なものではありません。

今週の金曜日はBroadcastingの最後の授業。そして実はJちゃんは今学期で学校を終了し、韓国へ帰ります。お互い自分の課題でいっぱいいっぱいで、カウントダウンの時間をなかなか一緒に過ごせないのが心苦しいところです。

「卒業後、アジアを結ぶ番組を一緒に作ろうね。」と企む私たち。日韓メディアで働く二人が、いつかアジアの架け橋になれますように。Jちゃん、一緒にがんばるぞっっ。

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2007年12月 8日 (土)

Fred Friendly Newsroom

Fred_friendly Cid_274          今日はジャーナリズムスクールの授業”Broadcaasting”のクラスの制作発表日でした。相変わらずの不規則なカフェインドリンク+コーヒー漬け生活が続いています。2日前は椅子で1,5時間仮眠し、昨日は一瞬も寝てません、笑。編集室にこもり、ひたすら編集用パソコンと向き合って何十時間も戦ってました。

さて、この私が寝泊りしていた編集室ですが”Fred Friendly Newsroom”という名前がついています。ジョージクルーニーの映画「グッドナイトグラック」を見たことありますか?http://www.goodnight-movie.jp/ アメリカでジャーナリズムが失墜する中で、真実を追い求めて不当な権力に立ち向かうという世界をを描いた実話です。この映画、実は3回も見てDVDもサントラも持ってる程、私にとって思い入れの強い映画です。

このジョージクルーニーが演じたプロデューサー役が実はこのFred friendly氏。彼はCBSテレビの有名なプロデューサーだったのですが、コロンビア大学のジャーナリズムスクールで教鞭をとっていたそうなのです(10年ほど前に他界)。この事実をなんと昨日知り、ちょっとexcitedしてしまいました。この編集室には彼のメッセージや写真が飾られていて、課題に追われる学生を暖かく見守って鼓舞してくれるんでしょうね。

ジャーナリズム的マインドというのは個人の倫理観、価値観から作られるものであって、授業で学び取れるほど簡単なものでは無いと私は個人的には考えています。なので、ジャーナリズムスクールで学べることは技術的なものに制限されるのだろうと思っていたのですが、彼のようなジャーナリストの哲学だったら吸収してみたかったな・・・と思い改めました。しかし今や実現不可能なので、非常に残念です。

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2007年12月 5日 (水)

US-EAST ASIA RELATIONS

先日、カーティス先生のクラス”US-East Asia Relationsの恐怖のプレゼンがやっと終わりました。

先週一週間図書館にこもり続け、平均帰宅時間は朝4時過ぎ。毎日カフェインドリンクを飲み続け、異常な一週間でした。さらに朝方帰宅しでも脳みそがフル活動して眠れず、今度は自然に睡眠導入してくれるという花のエキスを飲む毎日。実に不健康な一週間でした。

さて私のプレゼンのテーマは”対日非難決議がなぜ今のタイミングで可決したのか”。アメリカが日本に対し、従軍慰安婦への謝罪を求める決議です。日米の新聞報道や公文書を読み漁り、アメリカ政府で働く友人や他大学の教授にインタビューしてみたり・・・とひたすらリサーチを続け、なんとか形になりました。私の議論は、1)安部元首相の一貫性の無い発言にアメリカが痺れを切らした。2)日本側のロビー活動がアメリカを刺激した。という2点。

私のプレゼンに対し、クラスメートの韓国人女性が「私たち韓国人は日本政府に対しての怒りだけでなく、韓国政府への怒りもある。」とか、韓国人男性が「日本人女性がこのテーマに挑んでくれたのには敬意を表します」とコメントしてくれたのがとても新鮮でした。

日本を離れ、海外から日本を見て思うこと。この戦争責任問題は、日本人が感じている以上に世界では非常に深刻で大きなこと。そして、日本のメディアの情報だけに接していては世界の中での日本の位置が全く見えないことを確信しました。

これからこのテーマで20枚の論文に挑みます。さあ、また不健康な毎日、体力勝負でがんばります。

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