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2007年10月

2007年10月29日 (月)

タクシーストライキ取材。

取材、いってきました!取材陣いっぱいの中で、久々に血が騒ぐ騒ぐ。

さて、今回のタクシーストライキは9月に次ぐ2度目のもの。ブルームバーグ市長が、GPSのマシンとクレジットカードマシンを強制導入しようとするものに対するスト。これらの機材代金はドライバーの負担(数十万円相当。)、そしてクレジットカード払いにするとカード会社が5%手数料を持っていくこと、そしてGPSによるプライバシーの侵害に対するストでした。そして労働組合がきちんと機能しておらず、一日12時間労働のドライバーに保険も無いそうで、福利厚生の充実も主張。

スト当日、非常に迷惑だったのは当日のみの特別運賃設定。マンハッタンを5つに区分けし、乗った区間によって値段が決まるのです。初乗りで$10、そして隣の区へ行くとプラス$5。しかも一人当たりの計算なので、例えば普段何人で乗っても20ドルくらいの距離が当日は3人で$120もし、ドライバーと客の間でケンカが起きたり・・・と大変なようでした。

ストの中、もちろん普通に働いているドライバーもたくさんいます。インタビューしたところ、「ストをする金銭的余裕がない」との意見が大半。また、「GPS導入しても問題ないよ。プライバシーの侵害?だって悪いことしてなきゃ、どこにいるか監視されようが問題ないだろう?」とのこと。ごもっともです。

しかしこうやってドライバーが集まってストを起こすようになったのは、タクシー界では大きな一歩。移民が大半のドライバーであるため、言葉の壁があってなかなか団結してNY市と戦うことが困難だったようなのです。このストが果たして市の政策を動かすのか、見ものです。

というわけで、ニューヨークのタクシースト取材、無事に終了!これからは、100分以上に及ぶ収録テープを2分半に縮め、ナレーションをいれる作業が残っています。ふぅ、がんばるぞ!

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2007年10月24日 (水)

体力勝負の大学院生活。

現在夜中3時半。たった今帰宅。こんな夜中に危険!!と思うでしょう?ところが、学校に”エスコートサービス”というシステムがあり、電話をすると迎えに来ておうちまで車で送ってくれるのです。しかも無料!安全になったとは言え、やはりまだまだ危険だからこのサービスは実にありがたいです。

さて、一昨日は朝5時まで、昨日は朝3時まで、今日も3時まで図書館に缶詰。一つは米中関係の先行きについての論文。これはなかなか勉強になって楽しかった!もう一つは、Human Rights(人権)について。後者に関しては、報道の自由とプライバシーの侵害について書いたものの・・・締めくくりに苦戦。

さてやっと2本論文が終わったと思ったら・・・明日の授業のリーディングの存在を忘れていました。明日のカーティス先生のクラスRelations with East Asiaでは、よりによって日米関係がテーマ。参った!まともに読もうとすると数百ページはあるであろう宿題リーディング。む、む、無理です。

体力勝負のこの学校生活、風邪なんてひいてる余裕はありません。ジムに通い、玄米ごはん、ビタミン、青汁、にんにく卵黄などのサプリメントに・・・と必死の体調管理で戦ってます。よし、今日はもう寝よう!

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2007年10月20日 (土)

ニュース制作。

今日は6時間のbroadcastingのコースでした。さて、今日の宿題はhard news(まじめなニュース)取材のためのネタの報告。

私のネタは、タクシーにまつわるニュース。最近NYのタクシー界に色んな変化が起きているのです。1)タクシーが花柄に!!!2)全てのタクシー後部座席にテレビが導入?

1)最近のNYにはお花が描かれたタクシーが溢れています。http://www.portraitsofhope.org/git/index.php これは入院している子供たちなどにお花の絵を描いてもらい、それをタクシーが載せて街を走るというプロジェクト。これにより、物を作ることの喜び、そして何かを成し遂げることの自信をつけてもらおうという企画。

2)タクシーの後部座席に結構大きな画面が試験導入されています。映画情報、天気予報、音楽視聴、レストラン情報閲覧などもでき、GPS(どこを走ってるか監視できるシステム)も搭載のテレビ(機械?)です。更にクレジットカード精算もできるこのシステムを、近々全てのタクシーに強制導入させようという政策が進められているのです。クレジット精算は確かに便利ですが、きっとテレビは見てる暇無いですね・・。しかし観光客には便利なのでしょうか。

この2)に反対し、今度の月曜日にストが起きる予定なのです。なぜって、そのテレビ導入の資金は全てタクシードライバーの個人負担、更にプライバシーまでなくなるという理由から。

”果たしてこの政策は本当にいいものなのか?”

このスタンスで取材する予定です。タクシードライバー、お客さんにとってこの政策はプラスでしょうか?このテレビ導入後、タクシー代の値上げが水面下で決まっているという噂です。これはお客さんには迷惑。(ドライバーにとってもお客さんの減少は困ります。)しかし何よりも、ドライバーが益々不愉快な仕事ぶりになるのが私は何よりも心配です。NYのタクシーの無礼さといったら・・・。運転中に仲間と電話で世間話は当たり前、ピザを食べながら客を乗せる人もいる。運転途中でピザを買いに降りた運転手もいたくらい。日本のタクシーに比べると唖然とします。さらに労働組合が機能していなく、大きな問題を抱えているそう。これ以上タクシードライバーが荒れたらどうなるんだろう・・・と懸念しています。サービスが悪くなるほうが客にとってもマイナスです。

NY市長のブルームバーグ氏は、数ヶ月前から渋滞緩和の為の税導入(NYのミッドタウンに入る度に1000円近い課金をする政策。)にも力を注いできました。地下鉄が赤字なのでそちらに客を流したいのでしょう。そして観光客誘致にも力を入れていますが、1)も2)も観光客へのイメージアップもあるのかもしれません。

さて、タクシーの見かけはきれい&一見便利になりますが、ドライバーにとってunhappyでは困ります。サービスの悪化として客に跳ね返る可能性もありますから。

さあ、来週月曜日に取材決行してきます!

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2007年10月16日 (火)

インタビュー収録。

先週のBroadcastingの授業で、2分半のインタビュー番組を作りました。インタビューしたのは、アメリカ政府に勤めるJason Limさん。

コロンビアロースクールを卒業したが弁護士の道は選ばず、就職。エリートコースを順調に歩んでいるところでいきなり仕事をやめてハーバードケネディスクールへ。そして今年からアメリカ政府に勤め始めたという面白い経歴の持ち主。彼のコラムが先日ワシントンポストに掲載され、アメリカで反響を呼んでいるとのことなのでインタビューすることに。http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2007/09/28/AR2007092801502_pf.html

彼のお父さんは北朝鮮から韓国を経てアメリカへ来た移民で、自由に生きるチャンスをくれたアメリカに愛国心でいっぱいなのです。そんなお父さんが、911のテロのあった数ヶ月後に息子を呼び出し、「アメリカ政府のために働いて欲しい」と懇願。Jasonは色々考えた末、ハーバードケネディスクールへ復学し、アメリカ政府で働くことを決意したという話がコラムに書かれていました。

このコラムに数百通もの反響があり、アメリカのHomeland Securityのsecretaryから直々にJasonに感謝の電話があったり、お父さんにも感謝状が届いたり・・・との影響があったそう(これは大変なことです。)。さて、この背景に見えるのは、間違い無くアメリカで愛国心が失われていること。アメリカ政府にとってJasonの愛国心溢れる記事はありがたくてしょうがないのですね。

というわけで、Jasonのインタビューを撮って編集しました。ところが一回目は音声がうまく撮れておらす、なんともう一回別の日に再収録。編集の技術のみならず、”編集しやすい喋り”が何であるかを学びました。5時間近く編集し続け、ヘロヘロになってやっと終了。

気になる教授からの評価ですが、一人の人間のストーリーを通して、その背景にある移民問題や愛国心などのテーマを伝えるところは非常に素晴らしい、とのこと♪

今度はまた2分半の”ニュース”を撮影しなければいけません。現在ネタ探しに苦戦中です。

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2007年10月 5日 (金)

CBS女性記者来たる。

今日はジャーナリズムスクールでBroadcasting の授業。この授業の教授はCBS放送の元プロデューサーの女性なのですが、今日のゲストスピーカーは長年同僚だったという女性記者Martha Teichnerさん(http://www.cbsnews.com/stories/1998/07/10/sunday/main13644.shtml)でした。CBS初の女性記者だそうで、もうキャリアは30年。

ソフィア・コッポラをインタビューした最近の映像などを観ながら、インタビュアーとしてのノウハウなどをレクチャー。たった10人くらいの授業なので各自が思う存分質問大会!「女性が30年前に男性社会で戦っていくことは大変だったのではないですか」という質問に対し、「訴えてもおかしくない程のセクハラもいっぱいあったわ。信じられないくらい。でも訴えたら職を失うに決まってるし・・・etc」とハキハキと答える姿は覚悟が決まった、実に素敵でかっこいい女性でした。

この授業、なんと10時から16時までの長丁場なのですが、午後はインタビュー制作に向けてのレクチャーが。今週の宿題は、2人一組で2分30秒のインタビュー収録。グループを組んだ私と親友Jちゃん(韓国人)はメディアで生きてきた人間なので、スキル的には多少は自信がありますが、ネイティブと英語で互角に戦えないのが悔しいところ。さあどうなることでしょう。ちなみにインタビュー相手は、米国政府に勤めるコリアンアメリカンの男性Jason Limさん。911のテロによって変えられた彼の人生に迫ってきます。日曜のブランチにアポをとり、NYの郊外で優雅にブランチしながらインタビューしてきます。わくわく♪

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