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2007年9月

2007年9月26日 (水)

イラン大統領@コロンビア大学

ちょっと遅れた報告になってしまいましたが、今週の月曜日にコロンビア大学でイラン大統領Mahmound Ahmadinejadが演説をしました。

世界的に大きなニュースになり、大学の周りはデモを起こす人でごった返し、警備も厳戒態勢。"Shame on Columbia!"と叫ぶ人、コロンビアの卒業証書を破る人などなど、かなり激しいデモが。そしてそれを取材する各国のメディア。私もインターンをしたテレビ局のお手伝いをすることになり、学生にインタビューを。

さすがイラ大統領を招く程リベラルな学校、学生もかなりのリベラル度。「(イランの大統領)大歓迎よ。何を考えてるか知る機会があるのはいいことじゃない。」とか、「デモが起きてるなんて信じられない。ただの演説でしょ!」とか。

ちなみにイラン大統領の演説に対する学生の感想は、「質問にハッキリ答えようとせず、お茶を濁すような答えが多かった!」との声が多数でした。

私の意見としては、今回の演説はウェルカムです。テロ支援国家をサポートしているのも同然だという批難の声がありますが、私は決して支援になるとは思いません。発言の機会を与えることで、こちら側は彼の考えを知る機会を得られた。win win ではないでしょうかね。

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2007年9月22日 (土)

SIPAの仲間たち。

昨日はカザフスタン人D君の誕生日パーティで、約40人の仲間でパーティを開きワイワイ喋って飲んでいい時間を過ごしました。

我がスクール”SIPA”らしく、メンバーはカザフスタン、日本、アメリカ、韓国、グルジアなどなど、国籍が実に様々。そして会話もやはりSIPAっぽい。来週イランの大統領やグルジアの大統領がコロンビア大学で行う演説についての話や、国連、日本の時期総理についての話などなど。(あ、もちろんバカ話や恋愛話もいっぱいしますけどね。)パーティというよりは、情報交換会色の強い”会合”みたいな感じかもしれません。

その中でも盛り上がったのはSIPA日本人女子トーク。SIPAには毎年数十人もの日本人が留学しています。その中で大多数を占めるのが、1)国費留学で来ている官僚の皆さん。(皆さん非常に賢く、いつも助け頂いています。)他には、2)ジャパニーズアメリカンな人たち。海外で育ち完全なバイリンガルで、日本人仲間と戯れることが少ない人たち。そして、3)卒業後のビジョンがほぼ明確な私費留学組。日本でのキャリアを犠牲にして勉強しに来た、将来に対して超必死な人たち。 大きく分類するとこんな感じです。

この”カテゴリー3”はなぜか20代後半の女性ばかり。しかもみんなたくましい。国連機関でエイズ問題に取り組みたいKちゃん、同じく国連で環境問題に取り組みたいEちゃん、ジェンダーや女性のワークライフバランスに取り組みたいTちゃん、政治家を志すAちゃん。そして国際メディア専門の私。この仲間で、世の中について熱く語りあっちゃいました。このようにそれぞれ全く違うゴールなのだけれども、世界平和を願い、より良い社会作りを目指すのはみんな同じ。みんなパッションがあって優しくて、素敵な仲間たちです。

今の私の企み。それは、このSIPAの仲間たちにインタビューをして、記録を作ること。どういう思いでコロンビア大学院へ留学したのか、外から見た日本はどうなのか、そして将来への熱い思いなど、話を聞いて映像に残しておこうかなと思ってます。これが私の卒業制作になるとおもしろいな・・・なんて思ってます。

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新生銀行、八城政基さん講演会。

昨日、コロンビア大学ビジネススクールにて、新生銀行の八城政基さんの講演会がありました。タイトルは”Japan's problems and Emerging China: A Japanese Banker's Perspective” 銀行マンという視点から見た、日本の問題点と台頭する中国のお話でした。

八城さんは中国の金融に対してとてもポジティブに見ていらっしゃいました。しかし、今後の成長の為にも中国がいい資先であることを世界に示す必要があり、ここ数年が勝負であるとのことでした。ちなみに現在、中国に投資している人たちは、資産を増やすのが目的というよりも経験や投資の練習目的である人が多いのが現実だそうです。

質疑応答タイムで日本人留学生の銀行マンの方が、「八城さんのおっしゃるように、日本の銀行の体質は非常に古いです(年功序列社会や社員が日本人だらけなところなど)。そんな日本の銀行は世界で戦っていく希望はまだ持てますか。それとももう諦めるべきでしょうか。」と質問されました。それに対し八城さんは、「この古すぎる体質が無くなるのなら希望は持てますが・・・」と。うーん、なんだか希望が薄い気がしないでもありません。

さて八城さんですが、なんと1929年生まれ。78歳です。ちなみに我々学生たちは「65歳くらいかな?」と話していたのです。恐ろしい程に若々しく、存在感があり、みんな「八城さん、かっこいい・・・」「オーラが・・・」と絶賛してました。

実は、私が”NHK英語ビジネスワールド”という番組の司会をしていた時に、番組内で八城さんにインタビューさせて頂いたことがありました。今回は数年間の時を経てNYで再会でしたが、今度はまた数年後に是非インタビューをさせて頂けたらなと思いました。世界に通用する日本人のリーダーがこうして世界で大活躍されてる姿を見ると純粋に嬉しくなります。私たち若者ジャパニーズも頑張って行こっ!

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2007年9月20日 (木)

Writing for the Media.

水曜日、14:10~16:00はWriring for the Mediaの授業。

この授業、毎週必ずレポート提出なので、インターナショナルスチューデントにとっては結構きつい。今回提出の宿題は、1)学校の図書館を5つ訪問しリポート。2)自叙伝。3)雑誌の批評。自分の感受性を使いながら書けばいいので、去年苦しんだ国際関係理論などのレポートに比べればまだ救われるかな・・。

さっそく先週提出した宿題がたくさん訂正されて返ってきました。でも、『なかなかいい線いってる』とのコメントもあってちょっと安心。母国言語でもゴールが無いことを痛いほどわかっているので、英語で洗練されたいわゆる”メディアに通じる文章”を書くのは至難の業。しかしこの教授は決して学生同士を比較するのではなく、本人がいかに成長したかを見て成績をつけてくれるそうなので本当にありがたい。

『Compete with yourself!(自分自身と戦え。)』これはこのクラスの教授が私たちにくれたメッセージ。私の人生哲学がまさにこれなのでなんだか嬉しくなりました。うん、他人と比較してもしょうがない。今日の自分が昨日の自分よりちょっとでも成長していることが大事です♪よし、がんばろっと。

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2007年9月14日 (金)

Abe's gone...

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今日は、ジェラルド・カーティス教授の特別講演 がありました。タイトルは、”Abe's gone”(”安倍さん、いなくなっちゃった・・・”)。実は元々、”Can Abe Survive... And Can the LDP Survive Abe?.”(”安倍は切り抜けられるのか・・・そして、自民党は安倍を切り抜けられるのか”)というタイトルでの講演が予定されていたのです。それが突然二日前の夜中(NY時間)に辞任しちゃったものだから、カーティス教授も大慌てで内容変更に。

カーティス教授曰く、安倍さんにとっての年金問題は、ブッシュ大統領にとってのハリケーンカトリーナと同じこと。つまり、危機が起きてマネージメント力を試されたが、力不足が露呈してしまったということでした。

次期首相として有力視されている福田さんですが、カーティス教授は、福田さんのマネージメント力を買っていました。大きな組織を動かせるタイプの人間だそうです。さあ、一体次の首相は誰でしょう。

さて、安倍元首相を始め、麻生氏、福田氏にしても、親族が政治家であるケースが日本政治の大きな特徴ですが、簡単に政治家になったものの、肝心の実力が伴わない政治家が多いとご指摘。まさに安倍元首相はお坊ちゃんで政治的手腕と根性が無かった、とのことでした。

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2007年9月11日 (火)

スカラーシップ(奨学金)。

アメリカの大学院の素晴らしい制度、それは学内の奨学金。一年生の補習授業の先生をしたり、教授のアシスタントなどをすることによって学費が半額だったり免除になったりするシステムです。他にも、校内の図書館やジムの受付を学生にアルバイトさせてくれます。宿題をしながら働いてOKだし、なんともありがたいシステム。

実は、私もスカラーシップ制度を頂きました。日本の戦後研究をしているCarol Gluck先生のリサーチアシスタント。日本の本を簡単に英語に翻訳するのが仕事なのですが、週に5時間の仕事で学費半額免除、さらに給料まで出るらしい。来学期は学費が全額免除になります。学費が高いのでありがたいありがたい。

でも・・・本の内容がなかなか難しい!だって、戦後研究ですもの。従軍慰安婦問題とか、文学史で見る日本の家の歴史とか・・・。しかし留学して気付いたのは、あまりにも日本のことを知らない自分。日本の文学や歴史など、色々質問されることが多いのに答えられなくて恥ずかしい思いをすることが多々あるのです。これをいい機会に、ちゃんと勉強します。

ふぅ、しかし学校の課題で既にいっぱいいっぱいなんですが・・・大丈夫かなぁ・・・。

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2007年9月 8日 (土)

Broadcasting for SIPA.

今日の授業は"Broadcasting for SIPA"。これは、コロンビアのジャーナリズムスクールで行う授業で、私が通っている国際関係・公共政策のスクールの学生を対象にした授業。コロンビアのジャーナリズムスクールは、あのピューリツァー賞で有名なジョセフ・ピューリツァー氏の遺産の一部が寄付され、1912年に創設された非常に有名なスクールです。そんなスクールでの授業なのでちょっとワクワクしました。

この授業は、CBSテレビのプロデューサーだった方が先生です。映像を自分で撮って編集して作品を作るのですが・・・、なんと6時間連続の授業。報道倫理やカメラの使い方のレクチャーの後、実際に外に出て映像を撮る練習もしました。さぁー、作品はどんなものを作ろうかなー。

さて、夜は日本人新入生歓迎&親睦パーティでした。1、2年生合わせ、約30人くらいの人が集まり、色々情報交換し合いました。不安そうな1年生を見て、1年前の自分を思い出しました。図書館で15時間勉強したり、床で寝たり(ベッドに寝ると起きられなくなるから。)、貧血で倒れたり、言い知れぬ不安でピーピー泣いたり・・・。いい思い出です、笑。

ビジネススクールの友人もパーティに招いたところ、ビジネススクールとSIPAの雰囲気の違いに驚いてました。ビジネススクールは”勝つか負けるか”みたいな競争意識が働く集団である傾向が強いのに対し、SIPAは”みんなで世界を良くしていこう”みたいな、共存共栄的なマインドが強い集団なので、あまりピリピリしていないそうです。そこが私はSIPAの魅力だと思ってます。

さて、明日はギャンブルの街、アトランティックシティーへ行ってきます!大親友の韓国人Jちゃんと一泊旅行♪

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2007年9月 6日 (木)

Japanese Politics

今日もジェラルド・カーティス教授のJapanese Politicsに参加。昨年履修した為、今年はAudit(聴講)のみ。つまり、モグリです。70人近い学生が参加していて、国籍は様々。日本への関心の表れなので、これは純粋に嬉しいこと。

カーティス先生によると、「時流に乗る」という言葉は日本をよく表してると言います。なぜなら、アメリカ的思考では”時流なんて自分で作るものだから”とのこと。同じく、「日本は世界で生き残れるか(=サバイブできるか)」という表現もなんとも日本的。なぜなら、アメリカ的思考だと、”世界がアメリカをどうサバイブできるか”だから。実に納得です。

そして話は政治とメディアの話へ。嫌な予感は的中。「日本メディアから来たりさ、日本の政治とメディアの関係で特徴は?」とご指名が。とりあえず、記者クラブに象徴されるように政治家とメディアの密接な関係を簡単に答えました。ふぅ。海外の学生が驚いていたのは、日本の”全国紙”の存在。アメリカでは地方紙が当たり前なので、莫大な発行部数を誇る日本の全国紙の存在は信じられないようなのです。しかも中身も大差がない。つまり、莫大な数の国民がほぼ同じ新聞を読んでいることに違和感があるのです。時々疑問を感じることもあるのですが、日本のテレビは確かに横並びですものね。

さて、今夜は学校のイベントで大きなパーティがあります。22時開始で、朝までクラブで飲んで踊って・・・の大パーティ。アメリカの大学院生は恐ろしい程勉強するけど、恐ろしい程はじけて遊ぶのも特徴的。"Work Hard, Play Hard"なのです。こうやって発散しなきゃあんなに激しく勉強してられないんですよね、笑。さー、踊ってくるかなー。

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2007年9月 5日 (水)

クラスショッピング。

”クラスショッピング”=色々な授業にお試し参加すること。学校開始一週目の今週はこの期間。

まず2時からは、”Writing for the Media"をクラスショップ!教授は、かつてNYタイムズの記者。結構なお年で、スロートークぶりがgrandpa(おじいちゃん)みたいでチャーミングです。国際メディア専攻の私は、ライティングのクラスは必修なのでこれは大本命。噂どおり、毎週ライティングの宿題があり相当きつそうな印象。でも確実に実力がつくらしいので、頑張るしかないです。

続いて16時から "US and East Asian Relationship"をクラスショップ。日本でも有名なあのジェラルド・カーティス氏が教授。25人定員のseminar (ゼミ) スタイルの授業なのですが、さすがカーティス先生、教室が溢れる程の履修希望者が。そこで質問表に職歴や将来の方向性など色々と書かされ、それをもとに選考が行われました。待つこと1時間。なんと・・・落ちました、涙。国籍や職歴などでバランスを考えての選考だったらしいです。落ちた瞬間に潔く諦めていたのですが、同じくメディア出身の韓国人の大親友が交渉を挑み始めたので、参戦。そしたら約一時間後に「Risa, you are welcome to take this course」とメールを頂きました。よかった♪アメリカの大学院は、熱意をせると特別措置を取ってくれることが多いです。

こうして授業履修は順調に進んでます。次は金曜日のBroadcasting for SIPA students!

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2007年9月 4日 (火)

学校開始!!

今日からいよいよ学校開始。現在履修科目を悩み中。私は国際関係の学部で国際メディアを専攻。今までに履修してきた授業は、国際関係理論、マクロ・ミクロ経済、統計学、日本政治、ウーマンパワー、ウーマンリーダーシップなど。そして今学期は、1)Broadcasting、2)Writing for the Media、3)US and East Asian Relationship。1)はコロンビアのジャーナリズムスクールで学ぶ授業。映像を撮って作品を作るらしい。2)はメディア用のライティングの授業。新聞社出身のおじいちゃん先生が厳しく細かく指導してくれるらしい。相当きついが相当実力がつくと評判のクラス。3)は日本でも有名な名物教授ジェラルド・カーティス先生の授業。

3つしか履修しなくて一見楽そうだけど、課題の量が多すぎるので結局毎日学校に入り浸ることになるんだろうなー。よーし、気合をいれて頑張ろうっと。

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